グーグルの働き方から読み解く「自立していない社会人に未来がない理由」

ビジネス

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 社会人として自立していますか?

 私は自分の仕事は自分で生み出す必要がある職場にいるので、できるだけ自立した行動を心がけていますが…、なかなか上手くいかないんですよね。

 しかし、ここ数年、早期退職やリストラの話題が増えた背景には、会社側に自立していない社員を雇い続ける余裕がなくなったことが挙げられます。

 これまでのように上司から指示を受けて行動しているだけでは、生き残れない時代に突入したんですよね。

 では、どうすれば自立した社会人になれるのでしょうか。自立した集団の代表ともいえるグーグルの働き方を参考に考えてみましょう。




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 グーグルでは自分で自分の仕事を生み出すのが当たり前

 私たち日本のエンジニアが新しい仕事をはじめる場合、まず始めに事業計画を立てますよね。いつまでに何をするのか、どれだけの予算と人員で、どれだけの利益が生み出せるのかを描いて上司にプレゼンします。

 もちろん、すぐに承認してもらえればいいのですが、多くの場合、何度もやり直すことになります。不確実な未来を描いているのに失敗が許されないので、その根拠や実現性が厳しく問われるからです。

 しかし、グーグルでは、そういった計画は不要だと考えられています。なぜなら、計画を立てると、計画を超えるプロダクトが生み出せなくなるからです。

 また、計画を立てるのに多くの時間がかかってしまい、本来の仕事である新しいプロダクトを生み出す時間が取れなくなるからです。

 つまり、グーグルのエンジニアにとって、事業計画は足かせでしかないんですよね。

 では、彼らはどうやって仕事を進めているのでしょうか。

グーグルの社員は特定の任務にしばられていない。会社の情報やコンピューティング能力に自由にアクセスできる。リスクテイクをいとわず、またそうしたリスクをともなう取り組みが失敗したとしても処罰や不利益を受けることはない。職務や組織構造に束縛されることはなく、むしろ自分のアイデアを実行に移すように奨励されている。
納得できないことがあれば、黙ってはいない。退屈しやすく、しょっちゅう職務を変える。多才で、専門性とビジネススキルと創造力を併せ持っている。

 つまり、自分で自分の仕事を生み出しているのです。日本のエンジニアとは大違いですよね。

 では、どうすれば彼らのように自分で自分の仕事が生み出せるのでしょうか。

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 新しい仕事を生み出すために必要な3つの能力

 『How Google Works』を読むと、次に示す3つの能力を身に着ける必要があることがわかります。

  1. 専門知識
  2. クリエイティブなエネルギー
  3. 自分で手を動かして業務を遂行しようとする姿勢

1. 専門知識

 当たり前ですが、自分の「商売道具」を使いこなせるだけの高度な専門知識がなければ、話になりません。

 グーグルでいえば、コンピュータ科学者としての幅広くて高度な知識が必要ですが、少なくとも、日々のコンピュータ画面上で起きている魔法のような技術、たとえば検索エンジンのシステム理論や構造、それらを解く数式を理解している必要があります。

 新しいシステムを生み出すには、そうした知識が不可欠ですからね。

2. クリエイティブなエネルギー

 もちろん、新しいシステムを生み出すには「斬新なアイデア」も必要です。

 これまで誰も思い浮かばなかったアイデアを思いつくには、他の人とはまったく違う視点で物事を眺め、ときには本来の自分とも違う視点に立てること。

 すなわち、好奇心旺盛で、常に疑問を抱き、決して現状に満足せず、問題を見つけて解決しようとするエネルギーで溢れている必要があります。

3. 自分で手を動かして業務を遂行しようとする姿勢

 さらに、思い浮かんだアイデアを自らの手で成し遂げる姿勢も大切です。

 グーグルでは基本的に自分たちでサービスを開発しているそうですが、そのことを示す面白い実例があります。

 グーグルの社内にあるビリヤード場に「ある問題」を貼り出したところ、ビリヤード場で遊んでいたエンジニアたちが勝手に問題を解き、サービスとして運用できるレベルにまで仕上げてしまったそうです。

 日本のエンジニアであれば、上司から指示されて計画書を書き、予算を確保して、仕様書を書いて、プログラミングからテストまでを外部委託する…といった気が遠くなるような手順を踏むことがほとんどです。

 ところが、グーグルではそういった無駄な手順を一切踏まずに自分たちで作り上げてしまうんですよね。

 そんな自立した集団と戦うには、日本のエンジニアも変化するしかありません。

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 とにかくスピード重視で挑戦する

 そこで、私たちが取るべき戦略は次の2つです。

  • 徹底的に努力をする
  • とにかくスピード

 グーグルのエンジニアたちは、自分たちが成し遂げようとしていることが「朝九時から夕方五時の勤務」で実現できないことを知っています。

 全財産をなげうって火星を目指しているあのイーロン・マスクも、土曜日の夕方に帰る社員たちをみて、「すっかり弱腰になっちゃってね。こんな甘えた状態でいいのかと会社にメールで活を入れようと思っていたところですよ」と言っています。

 つまり、多くの人たちが休んでいる間も努力するのが当たり前だと思える熱意が必要なんですよね。

 そして、何よりもスピードです。先ほども説明したように、日本のエンジニアが仕様書を書いている間に、グーグルのエンジニアは自らプログラミングをしてプロトタイプを作り上げます。その圧倒的なスピードでグーグルは成功できたのです。

 だからこそ、私たち日本人もスピードを上げて徹底的に努力する必要があるわけですが、実は今こそがそのチャンスです。なぜなら…。

 働き方改革が進められている今がチャンス

 今、日本では働き方改革が進んでいますよね。残業時間が規制され、余暇の時間が増えました。

 そんな今だからこそ社会人として自立するチャンスです。その余暇に新たな仕事を立ち上げるのです。

 今では、家でも多くの仕事ができるようになりました。簡単に副業を始められるサービスもあります。

 とにかく、会社に依存せずに自分で考えて行動することが大切です。私もこのブログを運営することで多くの経験が積めました。

 そうして自分で考えて行動する習慣がつけば、たとえ厳しい状況に追い込まれても、誰かに必要とされる「自立した社会人」になっているはずです。

 ぜひ、一緒に挑戦していきましょう。

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