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 「幸せになりたい!」と願っても、なかなか幸せにはなれませんよね。そんなとき、

・お金持ちになりたい
・いい仕事をして成果を上げたい
・友人や家族に恵まれたい

 など、今すぐ実現したいことが山ほど浮かんできます。一方で、自分とよく似た境遇でも、幸せを感じている人がいます。一体、この差は何なのでしょうか。

 今回は、本『幸せとは、気づくことである』を参考に考えてみたいと思います。

 幸せな人と不幸な人の差とは?

 結論から言えば、「気づき」があるかどうかです。

 メーテルリンクの童話『青い鳥』にも描かれていますが、幸せの条件は自分の足元にあることが多いのかもしれません。幸せの象徴である青い鳥を探しに出かけたチルチルとミチルが青い鳥を見つけたのは、自分の家の鳥かごでした。

 同じように、私たちも外に幸せを追い求めてしまいがちですが、自分の中にあるはずです。

 では、何に気づけば幸せを感じられるのでしょうか。本書からそのヒントを3つだけ紹介します。

 1. 自分ではコントロールできること、できないことがある

 仕事でも、家庭でも、人間関係でもストレスを感じるのは、自分でコントロールできること、できないことの区別ができていないからだとしたら。

 たとえば、イチロー選手は、シーズン前に目標を立てるとき、「首位打者になる」とは決して言いませんよね。それは、他の選手がどれくらい打つかをコントロールできないからです。

 あくまでも、自分の工夫できる範囲で目標を立てます。その結果、首位打者になれるかどうかは他の選手次第。やきもきしても始まりません。

 私たちの脳には、自分でコントロールできる範囲を「主体性」として知覚する機能があるそうです。この範囲を見誤ると、コントロールできないことにも悩むようになり、不幸を感じるようになるのだとか。

 そこで、自分でコントロールできることにはベストを尽くし、相手次第で決まることには、悪い結果になったとしても諦めることが大切です。そうすれば、今よりも幸せを感じられるはず。

 2. 失敗しても他人は意外と寛容である

 新しいことに挑戦したくても、「失敗したらどうしよう」と不安になって行動できなくなることありませんか。

 もし、そうだとしたら、損をしているかもしれません。人は私たちが考えている以上に失敗に寛容だからです。

 ある実験でも、そのことが証明されました。その実験とは、人前で参加者に難しい問題を解かせるというもので、多くの人が問題に答えられませんでしたが、大きく評価が下がることはなかったそうです。

 つまり、私たちには「他人が実際よりも厳しい目で評価している」と勘違いする傾向があるということ。

 そもそも、他人からどう思われるかを気にしていては、自分らしく生きられません。不幸を感じやすくなるだけです。それよりも、他人の目を気にせず、思い切り挑戦したほうが楽しい人生を過ごせると思いませんか。

 3. 「頑張っている!」と思いこむクセがある

 人は誰しも、自分のことを「頑張っている!」と思い込んでしまいがちです。

 たとえば、「英語が話せない」という悩みを抱えている中高生の学習時間は、一日一時間未満だったそうです。「なかなか出会いがない」という女性が年間で出会う新しい男性は三人ほど。

 これでは、望んでいる結果が得られるとは思えませんよね。それにも関わらず、「頑張っている!」と勘違いするから不幸を感じてしまうのです。

 そこで大切になるのが、目の前のことを楽しめるかどうか。達成できるかどうかわからないという不確実性に、「必ずできる」という根拠のない自信を持って、楽しみながら向き合っていけば、脳はどんどん活性化していきます。

 「頑張っている!」と思い込む前に、目の前のことを楽しみましょう。

 最後に

 今回は、本『幸せとは、気づくことである』を参考に、同じ境遇でも幸せを感じる人と不幸を感じる人の差について紹介してきました。幸せか不幸かは、自分で決めることができるんですね。

 詳しい内容を知りたい方は、ぜひ本書を読んでみてください。

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