webstation plus

(※『キッズのココロわしづかみ術』表紙より)


 最近、子どもが夢を持ちづらくなっているように思いませんか。

 私のまわりにいる子どもたちも、幼稚園から小学校に上がった途端、「学校に行くのが嫌だ」「勉強なんて大嫌い」「別にやりたいことなんてない」…と言い出す始末。

 これでは、これからの長い人生楽しくありませんよね。

 そこで今回は、小島よしおさんの著書『キッズのココロわしづかみ術』を参考に、どうすれば夢がない子どもに夢を持たせることができるのか考えてみたいと思います。

 夢がない子どもに夢を持たせる方法

1. 子どもよりも親自身が夢を持って挑戦する

 子どもは親の鏡とよく言われていますよね。実際、子どもは大きくなるにつれて親とよく似た行動をとるようになります。

 つまり、子どもが夢を持てないのは、私たち親自身が夢を持っていないからかもしれません。

 そもそも、親が夢を持っていないのに、子どもに「夢を持て!」というのはひどい話ですよね。

 そこでまずやるべきことは、私たち親自身が夢を持って何かに挑戦すること。仕事でもスポーツでも趣味でも何でもいいので、真剣に取り組むことです。

 そうすれば、その熱意は必ず子どもに伝わります。

 実際、私の家でも、私が勉強を始めると、子どもたちは何も言わなくても勝手に勉強するようになりました。むしろ、「ご飯の時間だからやめなさい!」と注意しなければいけないくらい…。

 ぜひ、親から率先して行動するようにしましょう。

2. チャレンジできる環境を整える

 子どもは「できないこと」を前提に行動しません。おつかいひとつにしても成功させようと子どもなりに考えています。

 それなら、私たち親は子どもがチャレンジできる環境を整えるべきですよね。

 子どもは5歳になればひとりで多くのことができるようになります。だけど、なにをするにも親が手を貸したり、心配ばかりしていれば、子どもは親の不安を敏感に感じ取ってなかなかチャレンジできなくなってしまいます。

 だからこそ、子どもが「自分でやりたい」と言ってきたら、「本当に大丈夫?」ではなく「あなたなら絶対できるよ」と励ますことが大切です。

 「大丈夫?」は相手を思った言葉にみえますが、「だから言ったじゃないか」というための保険の言葉でもあるからです。言われた方はその言葉が頭に残り、行動の邪魔になってしまいます。

 もちろん否定語も同じです。否定語を言うのは、「余裕」「満足」「自信」がない証拠です。

 できるだけ前向きなことを考え、子どもにポジティブな言葉をかけましょう。

3. 褒めるときは「本気」で褒める

 食事の前にテーブルを拭いてくれたら、「ありがとう。助かった!」とすぐに褒めてあげること。そうすると、子どもはドヤ顏を見せ、次の日も積極的にお手伝いをしてくれます。

 とはいえ、何でも褒めてはいけません。子どもによっては「この程度で褒めてもらえるんだ」と受け止めてしまい、全力を出さなくなってしまうからです。

 それだけでなく「自分をしっかり見てくれない」という不信感を抱く場合も…。

 大人でもヨイショする人はあまり信用できませんよね。同じように、子どもに対しても、行動をしっかり見た上で褒めることが大切です。

 そうすれば、子どもは自信を持って夢に向かって挑戦するようになります。

 最後に

 今回は、小島よしおさんの著書『キッズのココロわしづかみ術』を参考に、どうすれば夢がない子どもに夢を持たせることができるのか考えてきました。

 まずは親が夢を持って何かに挑戦し、熱意を伝え、子どもがチャレンジできる環境を整える。そして、本気で頑張ったことを褒めていけば、子どもは必ず夢を持ってチャレンジするようになります。

 私の家でもこの方法を取り入れた結果、子どもたちは勉強とスポーツを楽しみながら挑戦するようになりました。今後も、この挑戦が続くように、引き続き私自身から挑戦していきたいと思います。

 より詳しい内容が知りたい方は、ぜひ本書をお読みください。

 関連記事

「イクメン」って、もう一人の母親になることじゃないですよね?

 最近、「イクメン」という言葉が一般的になったせいか、私にも「イクメンになったほうがいいんじゃない?」と言ってくる人がいます。そういう人には、こう返すようにしているんですよね。 「私はもうすでにイクメンですから!残念!! …

学歴よりも大切なもの/子供の心の育て方

 この前のエントリで「レベルの高い教育も必要ですが、何よりもベースとなる心を育てることが大切だ」と書きました。  それは心が育たなければ、どれだけ高学歴になっても望んでいる人生が手に入らないからです。前回紹介した韓国のエ …

子どもの成長を妨げていない?/子離れできない毒親の特徴

 今から4年ほど前。テレビで『世界卓球2015』が放送されました。私はこの放送を見て、心が震えたことを今でも思い出します。14歳の伊藤美誠さん、15歳の平野美宇さんが、世界の競合相手に堂々と闘っていたからです。これほどの …

子どもの「言われたことしかできない」性格を変える4つのステップ

 私たち親が指示を出さないと自分との約束が守れない子どもに育っていませんか。たとえば、 決めた時間を越えてもゲームがやめられない いい成績が取れないと親や先生に八つ当たりをする 問題が起きるとすぐに目標に向かって挑戦する …

基礎学力は絵本の読み聞かせで決まる!?おすすめの絵本79冊

 14歳でカナダの名門5大学に合格した大川翔くん。翔くんのお母さんは、彼が乳幼児の頃から絵本の読み聞かせを始めたそうです。  そうして大きくなった翔くんは、9歳のときにカナダ政府から「ギフティッド(天才児)」と認定される …

片づけられない子どもは将来不幸になる!?

 「片づけなさい!」と叱っても、遊びに夢中で家の中は散らかったまま。そこで仕方なく、私たち親が代わりに片づけをしている…。そんなことありませんか。  もしそうだとしたら、子どもは将来、不幸になるかもしれません。  今回は …

子どもの考える力を「伸ばす親」と「つぶす親」の違い

(※『考える力の育て方』表紙より)  子育てしていますか。  私も子育てをしていますが、子どもに考える力をつけさせることが大切だなぁ…と思うことがよくあります。  たとえば、水をこぼしたとき、失敗をしたとき、誰かを傷つけ …

叱るのはムダ!?子どもを叱り続ける人が知らない5つの原則

 「子どもを叱ってはいけない」と頭ではわかっていても、叱りたくなることありますよね。 「勉強しなさい!」 「片付けなさい!」 「さっさと行動しなさい!」  なんて叱りたくなることばかり。しかし、怒ったり叱ったりしたところ …

【5歳の息子と家遊び】考える力を育てるカードゲーム『UNO』

 今日でGWも残すところ後2日。今回のGWは私にしては珍しく外出が多かったので、今日は家で遊ぶことにしました。  とはいえ、せっかくのGW。「普段とは違うことがしたい!」と思い、トランプにはまっている5歳の息子のためにU …

「素直な良い子」ではなく「問題児」に育てよう

 私がまだ大学生だった頃。アルバイトで家庭教師をしていたのですが、少し風変わりな男の子に出会いました。  その男の子は中学二年生で、理数系の科目が苦手ということで私が呼ばれたのですが、初めて会った瞬間から、どことなく嫌な …