伊坂幸太郎『終末のフール』感想/今の生き方でどれくらい生きるつもり?

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今の生き方でどれくらい生きるつもりですか?

私は今の生き方を死ぬまでするつもりはありませんが、

伊坂幸太郎さんの小説『終末のフール』を読んで、今すぐ後悔しないように行動を変えていこうと思うようになりました。

数年後に死ぬことがわかると、このままではダメなことに気づき、今すぐ行動を変えたくなるんですよね。

おすすめ度:5.0

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こんな人におすすめ

  • 今とは違う生き方をしたいと思っている人
  • 前向きな気持ちになれる物語が好きな人
  • 泣いたり笑ったりできる物語が好きな人
  • 伊坂幸太郎さんの小説が好きな人
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あらすじ:家族をバカにすることでしか自分を保てない父親の物語

物語の主人公は、家族や周りにいる人たちをバカにすることでしか自分を保てない父親。

彼には妻の静江と息子の知也、そして娘の康子がいましたが、

優秀な康子と比較して、知也をバカにし続けたせいで、知也が自殺をしました。

しかし、康子は兄にはスペシャルな才能があることを知っていました。他の誰にも思いつかないアイデアを思いつく才能があることを知っていたのです。

ところが、父は知也が自殺をしてからも、知也や妻のことをバカにし続けました。何ひとつ変わらなかったのです。

そこで康子は、十数年前に父と絶縁して家を出て行ったのですが、母の静江から「父から話したいことがある」と聞かされ、実家に帰ることにします。

三年後に小惑星が衝突して地球が滅亡することがわかった今、康子は父が謝罪するために自分を呼んだのだと期待していましたが…。

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死ぬ気で行動すれば人生は変えられるかも!?

この続きは実際に本書を読んでもらうとして、伊坂幸太郎さんの小説『終末のフール』に登場する人たちは、死を目前にしてこれまでの生き方を変えていきました。

先ほども紹介した妻と息子をバカにしてきた父は、娘から縁を切られ、久しぶりに娘に再会したのにも関わらず、相変わらずな自分に「このままではダメだ」ということに気づき、

番組を盛り上げるために他人の不幸を面白おかしく取り上げていたアナウンサーは、その行為が他人を不幸にしてきたことを悟り、

両親を亡くし、部屋に籠もりっきりで読書をしていた女性は、彼氏を探しに街に出かけます。

勝ち組として偉そうに振舞っていた男は、妻を亡くして始めてバカにしてきた男の方が人生を楽しんでいたことを知り、

本当の家族を亡くした女性は、他人とも家族のように付き合えることに気づきました。

このように彼らは死を直前にして、ようやく自分の生き方を見直すことができたんですよね。

一方で、死を直前にしても、これまでの生き方を変えない人がいました。その人物とは…。

手遅れになる前に今すぐ行動を起こそう

プロのキックボクサーで、こんなことを言います。

「明日死ぬとしたら、生き方が変わるんですか?」
「あなたの今の生き方は、どれくらい生きるつもりの生き方なんですか?」

彼はいつ死んでもいいと思える日々を過ごしていたのです。

そんな彼の姿をみていると、私も今すぐ後悔しない生き方に変えていこうって思えたんですよね。

このように、伊坂幸太郎さんの小説『終末のフール』は、自分の生き方を見直すキッカケになる物語ですが、

それだけでなく、驚いたり、泣いたり、笑ったりできる物語でもあるので、気になった方は、ぜひ読んでみてください。

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