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(※『失敗図鑑 すごい人ほどダメだった!』表紙より)


 失敗していますか?

 エジソンは失敗王と呼ばれるほど数多くの失敗をしてきたそうですが、彼に限らず多くの偉人たちは失敗を乗り越えて成功にたどり着いています。

 つまり、失敗すること自体は悪いことではなく、その後の対応で命運が大きくわかれるのです。

 では、どうすれば偉人たちのように失敗から成功を生み出せるのでしょうか。

 今回は『失敗図鑑 すごい人ほどダメだった!』を参考にその方法を考えてみたいと思います。

 『失敗図鑑 すごい人ほどダメだった!』ってどんな本?

 スティーブ・ジョブズやベートベン、孔子といった24人の偉人たちの人生を参考に、失敗から成功を生み出す方法を紹介した本です。

 子ども向けに書かれている本なので、とても読みやすいんですよね。

 それだけでなく、偉人たちの人生の「さわり」が紹介されているので、彼らの人生をもっと詳しく知りたくなります。

 失敗から成功を生み出す方法だけでなく、歴史にも興味が持てる本です。

 失敗から成功を生み出すために偉人たちがやってきた3つのこと

1. めげずにやり続ける

 あの有名ブランドを立ち上げたシャネルも失敗を犯しています。時間をかけて準備をし、ファッションショーを開いたのに、「古くさい」「昔流行った服ばかりね」と厳しい批判にさらされた時期がありました。

 彼女はフランスでファッションデザイナーとして活躍していましたが、戦争が始まると誰もファッションに興味を持たなくなります。そこで彼女は55歳でデザイナーを辞めました。

 しかし、その15年後。戦争が終わると、シャネルは再びデザイナーとして活動を始めます。シンプルで動きやすく、それでいて上品な服を流行らせようとしたのです。

 ところが、結果は酷いものでした。当時、流行っていた服が、女性の体をより美しく見せようとするものだったこともあり、シャネルのデザインが古臭く感じたのです。

 しかし、彼女は諦めませんでした。めげずに次々と新作を発表していきます。そして、ついに彼女の服はアメリカで認められたのです。

 シャネルのように批判されても、めげずに行動し続ければ、認められる場所が見つかるかもしれません。

 ただし、その頑張りは並大抵のものではダメ。1000回断られても営業を続けたカーネルサンダースのように、耳が聞こえなくなっても歯でピアノの振動を感じて作曲を続けたベートーベンのように、成功するまで行動し続ける強い意志が必要です。

 その意思さえあれば、失敗から成功を生み出すことができます。

2. 自分の想いをストレートに伝える

 明治から昭和にかけて「女性の気持ち」を短い歌で表現し、一躍時の人になった与謝野晶子。しかし、彼女も日本中から大バッシングを浴びせられるような失敗を犯しています。

 それが「君死にたまふことなかれ」という歌の発表でした。

 当時の日本は、清との戦争に勝ち、ロシアと戦争している最中でした。そんな状況で、「ああ弟よ、死なないでね。人を殺してはダメだよ」という歌を発表したため、日本中から大バッシングを受けたのです。

 しかし、そんな声に負ける彼女ではありませんでした。「戦争だから死ねという考えの方がよっぽど危険だ」と反論していきます。

 こうして自分の意見をハッキリ表明していくことで、彼女は歌人としての地位を高めることに成功したのです。

 私を含め多くの人は、大勢から批判されると心が折れてしまいがちです。

 しかし、自分の素直な想いを貫けば必ず誰かに認められます。孔子も何一つ成し遂げたことはありませんでしたが、本物の言葉を発し続けていたので、これほどまでに世に広まったのです。

 自分の気持ちを素直に伝えることが大切なんですね。

3. 徹底的にこだわる

 世界の黒澤をご存知ですか。

 日本がまだ世界と戦えるだけの実力がない時代に、世界中から高い評価を受ける映画を作った人物です。

 黒澤監督のこだわりは凄まじいものでした。ただ歩くだけのシーンでも自分のイメージに合うまで何度も撮り直したり、馬に乗るシーンでは理想の馬を作るために何ヶ月も前から馬のトレーニングをしたりしました。

 こうして世界中から高い評価を受ける映画を作った黒澤監督でしたが、あまりにも時間とお金がかかるため、映画会社から協力を断られてしまいます。これが彼の失敗です。

 しかし、そんな彼を救ったのはロシアでした。以前、ドフトエフスキーの映画『白痴』を撮影した黒澤を高く評価していたロシアが援助を申し出てきたのです。

 つまり、徹底的にこだわり、人の心を揺さぶるだけの作品を作り続ければ、必ず誰かが助けてくれるのです。

 あのスティーブ・ジョブズもそうです。彼はワガママな人間で会社から追い出されたこともありましたが、こだわりを持って生み出した製品の数々は今でも多くの人に愛されています。

 成功するまで自分を信じて行動することが大切なんですね。

 最後に

 今回は『失敗図鑑 すごい人ほどダメだった!』を参考にどうすれば偉人たちのように失敗から成功を生み出せるのか考えてきました。

 結局は、何があっても自分を信じ、諦めずに徹底的に行動することが成功への道だとわかります。そうすれば多くの失敗も意味があるものになるんですよね。

 より詳しい内容が知りたい方は、ぜひ本書を読んでみてください。

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