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 仕事や人間関係、スポーツなどで失敗したとき、あれこれ思い悩んでいませんか。

 もし、そうだとしたら、損をしているかもしれません。失敗はオシッコをするのと同じくらい当然の出来事だからです。

 今回は、本『英雄の書』を参考に、「なぜ、失敗が成功を生み出すのか?」について考えてみたいと思います。

 脳は失敗によって学習する!?

 私たちの脳は、電気回路でできています。

 脳内には、天文学的な神経回路が存在し、必要なときに必要な回路にだけ電気信号を流すことで、考えたり、行動したりしています。

 ところが、脳の使い方によっては、流れて欲しくない回路にまで電気信号が流れてしまうのだとか。

 その一番の要因が失敗への対処法。失敗を失敗と思わなかったり、必要以上にあれこれ悩んでいると、失敗回路に電気信号が流れ続けてしまう――脳が学習しなくなるんですね。

 反対に、正しく失敗に対応すれば、脳は失敗に使われた関連回路に電気信号を流れにくくします。その結果、成功体験が積みやすくなり、成功に使われた関連回路に電気信号が流れやすくなる――脳が学習するわけです。

 というわけで、脳を進化させるには失敗への対処法がとても大切になります。以下、その方法を3つだけ紹介します。

 1.「失敗」を他人のせいにしない

 失敗したとき、他人のせいにしていませんか。

「私はちゃんとやったのに!?」
「あの人が悪いんだ!?」

 などなど。しかし、他人のせいにすると、脳は失敗だと認識しなくなり、回路を更新してくれません。せっかく痛い思いをしたのに、もったいないですよね。

 だからこそ、どんな失敗でも自分にも責任があると考えることが大切。そうすれば脳は失敗回路を遮断してくれます。

 2. 過去の「失敗」にくよくよしない

 失敗を失敗と認識しても、あれこれ悩んでいては、せっかく切り離そうとした回路がつながってしまいます。

 失敗を反省したら、次に向かって進むことが大切なんですね。

 そのため、「前に失敗したから、次はそうしないようにしよう!?」という考え方も、失敗回路を復活させるキッカケになるのでダメ。

 失敗に思いっきり反省したら、思い出すのはやめましょう。

 3. 未来の「失敗」におどおどしない

 未来のことをあれこれ心配していませんか。

 もし、そうだとしたら、脳は失敗に向かって歩みはじめます。ありもしない失敗回路をつくりはじめるのです。

 その結果として失敗する確率が高くなる。だからもっと未来が不安になる…。まさに負の連鎖。

 未来がどうなるかは誰にもわかりません。あれこれ悩むのはやめて、今を楽しみましょう。こちらのエントリでも紹介しています。

 最後に

 今回は、本『英雄の書』を参考に、脳を進化させる失敗への対処法を紹介しました。本書には他にも「創造する脳には『孤高』が必要」「嫌われることを恐れない」など、脳を進化させる方法が盛りだくさん!?

 気になった方は、ぜひ読んでみてください。

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