webstation plus

rock-climbing_01

「努力が報われると思う人はダメですね」

 これは明石家さんまさんの言葉です。少し補足をすると、見返りを期待して、楽しくもないのに苦痛を伴う努力を重ね、恨みをため込むくらいなら、やめた方がいい――そう考えられているようです。

 確かに「努力」と聞くと、我慢して、しんどい思いをして…というイメージがありますよね。しかも、報われるとは限りません。こうした努力は、ムダなのでしょうか。

 今回は、本『努力不要論』を参考に考えてみたいと思います。

 「努力は報われる」は半分ウソ!?

 よく「努力は報われる」という言葉を聞きますよね。しかし、半分は本当で半分はウソなんだとか。

 まずは本当の部分から。それは、自分の持っている可能性を最大限まで発揮できるところです。

 私たちの身体は、使わない機能を常にリストラしようとしています。覚えていても意味のない記憶を忘れたり、使わない筋肉を減らしたり。そうすることで身体の負担を減らそうとしているんですね。

 つまり、脳や筋肉に負担をかけなければ、どんどんパフォーマンスが低下していくということ。

 言い換えれば、適切な努力をすれば、自分が持っている可能性を最大限まで発揮できる――これが努力は報われる本当の部分です。

 では、ウソの部分とは何なのでしょうか。それは、努力をすれば何でも実現できるというところ。

 走るのが苦手な人がどれだけ努力をしても、ウサイン・ボルトのように走れる日はやって来ません。才能は遺伝的に決まっているからです。

 勉強だって同じです。走るという能力に比べれば後天的に身につけられることは多いですが、才能のあるなしで、出来る出来ないがある程度決まってしまいます。

 才能がないのにどれだけ努力をしても、報われることはないということですね。

 才能の見つけ方は?

 では、才能とは何なのでしょうか。

 突然ですが、首都圏連続殺人事件(木嶋佳苗事件)をご存知ですか。多くの男性から経済的援助を引き出すことに成功した女性が犯した殺人事件です。

 彼女は「美人ではない」ということを才能として使いました。自分の容姿が他人にどう映るのか、どういう心理をもたらすのかをよく知っていて、それを利用して多額の援助を引き出したんですね。

 このように、美しいからといってそのまま成功が約束されているわけではなく、美しくないことがそのまま敗北を意味するわけではありません。

 言い換えると、才能があるというのは、自分に何ができるかを知っているということ。

 では、どうすれば自分の才能に気づけるのでしょうか。それには、次のSTEPを実践することが大切です。

①自分の嫌いなところをあげる
②欠点を強みにする方法を考える

 怠け者なら、周りにいる優秀な人を見つけて動かす力があると捉える。物覚えが悪いのなら、忘れる力があると捉え、同じ失敗を繰り返すのなら、何度失敗してもへこたれない力があると捉える――。

 欠点こそが自分の才能なんですね。

 報われる努力のやり方

 才能がわかれば、後はそれを活かして目的を達成する方法を考え、実践します。これこそが報われる努力。具体的には、

①目的を設定する
②戦略を立てる
③実行する

 このどれが間違っていても結果は出ません。たとえば、アラフォー女子がやりがちな無駄な努力とは、

①年収や社会的地位が高く、あわよくばイケメンで浮気もしない男性と結婚する
②戦略は立てずに
③自分磨きに没頭する

 これは間違った努力です。本当にすべきことはもっと若いうちに、そういう男性が好む短大などに行き、友人や親を介して適切な人を紹介してもらって、さっさと結婚すること。残念ながら、勝負は15年くらい前についていたんですね。

 木嶋佳苗さんのように、

・自分の才能を活かして:男性を安心させて、性的な快楽と安らぎを与え
・目的を達成:複数のパートナーから経済的援助を引き出す

 していきましょう。(※もちろん、木嶋佳苗さんの行動を正しいと主張するつもりはありません。)

 最後に

 今回は報われる努力について紹介してきました。がむしゃらに努力をして疲れているようなら、今回紹介した内容を参考にされてはどうでしょうか。

 より詳しい内容を知りたい方は、ぜひ本書を読んでください。

 関連記事

悩みから逃げちゃダメ/仕事の不安を今すぐ取り除く方法

 新しい職場に異動してから3週間が経過したのですが、いまだに新しい職場に馴染めず、6kg近く痩せてしまいました。以前の職場に比べて求められている仕事の質と量が圧倒的に違っていたからです。  そこで、前の職場の先輩や友人た …

時間とお金が貯まる片づけ法/『トヨタの片づけ』

 もし、「片づけ」をしていないなら損をしている。多くのムダが発生しているからだ。具体的には次の四つのムダが発生している。 スペースのムダ 時間のムダ 間違えるムダ とりに行くムダ  たとえば、家事が苦手な人を例に考えてみ …

「子供のままでいること」をオシャレだと思っていませんか?

 クール・ジャパンという言葉が3年ほど前から使われるようになり、日本独自の文化を世界中に発信しようという流れが広がっています。なかでも「KAWAii文化」が世界中から注目されていますよね。  その代表と言われているのが、 …

「考える力」は3つに分類できる!?考える力の鍛え方

 仕事や家事・育児、趣味にいたるまで、何をするにしても考える力は必要ですよね。考える力がなければ、問題に直面したとき、立ち向かうことができないからです。  では、どうすれば「考える力」は鍛えられるのでしょうか。  今回は …

なぜ、億万長者はピンチになっても諦めないのか

 「失敗の多くは、成功するまでにあきらめてしまうところに、原因があるように思われる。最後の最後まで、あきらめてはいけないのである」とは、松下幸之助さんの言葉だが、過去のエントリでも紹介したように、私たちはすぐに自分の才能 …

「できない人」が「できる人」との差を簡単に縮める方法

 「できる人」と「できない人」の差は、実はそれほど大きくない。できる人とは、「誰にもマネできないような大きな仕事を成し遂げられる人」のことではなく、「多くの人が意外とできていない基本をきっちりとしている人」のことだからだ …

「悩む必要のない」ことで悩んでいませんか?

 悩みって本当に尽きないですよね。 自分のやりたいことが見つからない 頑張っているのに誰も認めてくれない 同じ失敗を何度も繰り返してしまう  などなど。もし、このような悩みを抱えているようなら、「前提」を疑ったほうが良い …

「運が良い人たち」は見向きもせず、「運が悪い人たち」が共通して求めているものとは?

 私たちは、誰一人として同じ脳を持っていません。  両親の遺伝子の掛け合わせによって生じる存在としての個性があり、さらに、人生最初の三年間に与えられた環境によって、脳の神経回路に偏りが生じるからです。  ここでいう脳の神 …

年を取ると時間が経つのが速いと感じるのはなぜ?3つの仮説で考察

 大人になってから、あっという間に一日が過ぎていきませんか。朝起きて仕事をはじめたと思ったら、すぐにお昼ご飯。その後も、会議に出たり、電話をしたり、パソコンに向かっているだけで、気づいたときにはすでに夜。あとは、家に帰っ …

「早起き」に挫折した人がとるべきたった一つの行動

 「早起きした方がいいですよ!」と主張している本には、大抵「夕方以降にカフェインを取ってはいけません。寝つきが悪くなるからね」と書かれています。しかし、私は寝る直前にコーヒーを飲んでも、一瞬で深い眠りにつけるんですよね。 …