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「努力が報われると思う人はダメですね」

 これは明石家さんまさんの言葉です。少し補足をすると、見返りを期待して、楽しくもないのに苦痛を伴う努力を重ね、恨みをため込むくらいなら、やめた方がいい――そう考えられているようです。

 確かに「努力」と聞くと、我慢して、しんどい思いをして…というイメージがありますよね。しかも、報われるとは限りません。こうした努力は、ムダなのでしょうか。

 今回は、本『努力不要論』を参考に考えてみたいと思います。

 「努力は報われる」は半分ウソ!?

 よく「努力は報われる」という言葉を聞きますよね。しかし、半分は本当で半分はウソなんだとか。

 まずは本当の部分から。それは、自分の持っている可能性を最大限まで発揮できるところです。

 私たちの身体は、使わない機能を常にリストラしようとしています。覚えていても意味のない記憶を忘れたり、使わない筋肉を減らしたり。そうすることで身体の負担を減らそうとしているんですね。

 つまり、脳や筋肉に負担をかけなければ、どんどんパフォーマンスが低下していくということ。

 言い換えれば、適切な努力をすれば、自分が持っている可能性を最大限まで発揮できる――これが努力は報われる本当の部分です。

 では、ウソの部分とは何なのでしょうか。それは、努力をすれば何でも実現できるというところ。

 走るのが苦手な人がどれだけ努力をしても、ウサイン・ボルトのように走れる日はやって来ません。才能は遺伝的に決まっているからです。

 勉強だって同じです。走るという能力に比べれば後天的に身につけられることは多いですが、才能のあるなしで、出来る出来ないがある程度決まってしまいます。

 才能がないのにどれだけ努力をしても、報われることはないということですね。

 才能の見つけ方は?

 では、才能とは何なのでしょうか。

 突然ですが、首都圏連続殺人事件(木嶋佳苗事件)をご存知ですか。多くの男性から経済的援助を引き出すことに成功した女性が犯した殺人事件です。

 彼女は「美人ではない」ということを才能として使いました。自分の容姿が他人にどう映るのか、どういう心理をもたらすのかをよく知っていて、それを利用して多額の援助を引き出したんですね。

 このように、美しいからといってそのまま成功が約束されているわけではなく、美しくないことがそのまま敗北を意味するわけではありません。

 言い換えると、才能があるというのは、自分に何ができるかを知っているということ。

 では、どうすれば自分の才能に気づけるのでしょうか。それには、次のSTEPを実践することが大切です。

①自分の嫌いなところをあげる
②欠点を強みにする方法を考える

 怠け者なら、周りにいる優秀な人を見つけて動かす力があると捉える。物覚えが悪いのなら、忘れる力があると捉え、同じ失敗を繰り返すのなら、何度失敗してもへこたれない力があると捉える――。

 欠点こそが自分の才能なんですね。

 報われる努力のやり方

 才能がわかれば、後はそれを活かして目的を達成する方法を考え、実践します。これこそが報われる努力。具体的には、

①目的を設定する
②戦略を立てる
③実行する

 このどれが間違っていても結果は出ません。たとえば、アラフォー女子がやりがちな無駄な努力とは、

①年収や社会的地位が高く、あわよくばイケメンで浮気もしない男性と結婚する
②戦略は立てずに
③自分磨きに没頭する

 これは間違った努力です。本当にすべきことはもっと若いうちに、そういう男性が好む短大などに行き、友人や親を介して適切な人を紹介してもらって、さっさと結婚すること。残念ながら、勝負は15年くらい前についていたんですね。

 木嶋佳苗さんのように、

・自分の才能を活かして:男性を安心させて、性的な快楽と安らぎを与え
・目的を達成:複数のパートナーから経済的援助を引き出す

 していきましょう。(※もちろん、木嶋佳苗さんの行動を正しいと主張するつもりはありません。)

 最後に

 今回は報われる努力について紹介してきました。がむしゃらに努力をして疲れているようなら、今回紹介した内容を参考にされてはどうでしょうか。

 より詳しい内容を知りたい方は、ぜひ本書を読んでください。

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