webstation plus

fitness_01

 しっかり寝たのに、まったく疲れがとれない…。なぜ?

「年をとったから?」
「体力がなくなったから?」
「サプリメントを飲んでいないから?」

 答えはどれも「NO!」です。結論からいえば、血のめぐりが悪くなっているからなんです。ここで、「肩こり」に効果があると言われている方法をいくつか思い浮かべてみてみましょう。

入浴、体操、マッサージ、ストレッチ、針、お灸…

 これらは、どれも血行を促進、つまり「血のめぐり」を良くしようとしていますよね。では、なぜ「血のめぐり」が悪いと疲れるのでしょうか。

 それは、エネルギー源である酸素や栄養が受け取りにくく、体にとって不要な老廃物も排出しにくくなるからです。私たちは、酸素と栄養がなければ生きていけません。その酸素と栄養を体全体に運んでいるのが血液です。また、溜めていては困る老廃物も血液を通して回収されます。

 血液を送り出す心臓の働きがわずかな時間止まっただけで、脳が致命的なダメージを受けるように、血のめぐりがスムーズであることは、体にとって想像以上に大切なことなんです。だから、体が致命的なダメージを受ける前に、「疲れ」というシグナルによって警告しているのですね。

 では、どうすれば血のめぐりを良くし、疲れない体を手にすることができるのでしょうか。

 姿勢が正しい人は肩が凝りやすい?

 血のめぐりを良くするために、私たちが最もしてはいけないこと。それは「動きのない暮らし」です。もちろん、姿勢を正すことは大切ですが、どれだけ理想の姿勢を維持できたとしても、じーっとそのまま固まっているような状態が続けば、血はなかなかめぐりません。

 血のめぐりが悪くなると、筋肉はかたく緊張し、乳酸などの疲労にかかわる物質を生み出します。ここで血をめぐらせる有効な手が打てないと、さらに体は酸素や栄養が足りてないことをわかってほしくて「疲労感」を増します。

 そこで、「疲れた…」と感じた瞬間に血をめぐらせる方法が必要になるわけですね。その方法として、もっとも効果的なのがマッサージ。なかでも、次の3つは今すぐ簡単に試せて効果もあるのでオススメです。

  1. ゆらす
  2. 伸ばす
  3. 力んでから脱力

1. ゆらす

 マッサージと聞くと、「つぼ」を押すことを想像してしまいますが、素人である私たちがそれをしたところで高いリラックス効果は得られません。そこで、テクニック不要で、ぐったり疲れているときでも簡単。労力は小さくてすむのに、短時間で気持ちの良さが実感できる「ゆらす」をオススメします。

 「ゆらす」と体の深層にある筋肉もほぐせます。表面から押したり揉んだりしても、体の奥にある筋肉をほぐすのはなかなか難しいのですが、「ゆらす」なら、それが可能です。

 そのため、「疲れたなぁ…」と思ったときに、迷いなく選びたいのがこれ。しかし、人体の構造上、どうしても「ゆらす」ことが難しいところやピンポイントでほぐしたい箇所がある場合には、次に紹介する「伸ばす」「力んでから脱力」を試してください。

2. 伸ばす

 疲れてかたくなった筋肉の中に通っている血管をホースだと思ってみてください。筋肉がかたくなるほど、その中を通っているホースも圧迫されて、血の流れが悪くなります。

 このホースの中の血のめぐりを良くするには、筋肉を動かす、つまり体を動かせばいいのですが、運動する時間もとれないときにはどうすればいいのでしょうか。そんなときにオススメなのが「伸ばす」です。簡単に筋肉を動かせるからです。

 ただし、気をつけておきたいのは、痛みを感じるほど伸ばさないということ。柔軟性を高めるために伸ばしているわけではないので、あくまでも、筋肉の中の血管やエネルギーの通り道である経路を気持ちよく引っ張るイメージで行いましょう。

3. 力んでから脱力

 伸ばしただけでも、血をめぐらせる効果は確実にあるものの、筋肉のこりが強かったりすると、今ひとつスッキリしないことがあります。そんなときにオススメなのが「力んでから脱力」。

 凝ってかたくなっている筋肉に思い切り力をこめることで、そこに血が集まっていきます。そして、その後一気に脱力することで、不要になった血液が戻っていきます。そうして滞っていた血のめぐりがよくなるわけですね。

 ただし、中途半端な力加減で行うと、逆に疲れを感じることもあるので、最大限に近い力で5秒から10秒ほど行うようにしましょう。

 簡単に試せて効果があるマッサージの具体例

 ここまで、簡単に疲れをとる方法――「ゆらす」「伸ばす」「力んでから脱力」について紹介してきましたが、ここでは、もう少し具体的な方法をいくつか紹介しましょう。

目のマッサージ

こめかみ3本マッサージ(ゆらす)
  1. イスに座る
  2. 机の上にひじをつき、耳の上の付け根からこめかみにかけて3本指を押し当てる
  3. 小刻みにゆらしてほぐす
目つむりギュッパッ(力んでから脱力)
  1. 目を思いっきりギューとつむる
  2. 7秒数えたら、目を開く

頭のマッサージ

頭皮の手のひらマッサージ(ゆらす)
  1. 耳の上あたりに手のひらの付け根を押しあて頭皮全体をゆらす
  2. 頬のたるみを引き上げ、円を描くようにほぐす
  3. 耳の後ろあたりまで動かし、気持ちがいいと感じる位置をほぐす

首のマッサージ

首ギュッと倒し(力んでから脱力)
  1. 首を後ろに倒し、首の後ろにギューッと思い切り力をいれる
  2. 7秒数えたら力を抜いて戻す
  3. 口は開いてもOK
首フリフリゆすり(ゆらす)
  1. 両手を肩にかけ、首を後ろに倒す
  2. 首をふるわせるように左右にゆする(10~30秒を目安に)
  3. 首を元に戻すと同時に肩にかけた手を一気に下ろす

肩のマッサージ

イヤイヤ両肩ゆらし(ゆらす)
  1. イヤイヤをするように、肩を前後にゆらす

背中のマッサージ

ひじ押し背中ほぐし(力んでから脱力)
  1. イスや壁に背中をつける
  2. 背筋を伸ばしひじで強くイスや壁を押す
  3. 7秒数えたら脱力する

腰のマッサージ

ツボ押し上体反らし(伸ばす)
  1. 自然に腰に手を当てる
  2. 親指に体重をのせながら上体を後ろに倒す

 疲れを溜めない習慣を身につけよう

 しっかり寝たのに、まったく疲れがとれなかったのは、「疲れ」をそのまま放置していたからです。とはいえ、そもそも「どうすれば疲れがとれるのか」を知らなかったわけですから、仕方がないですよね。

 しかし、今は違います。どうすれば疲れが取れるのかを知りました。「ゆらす」「伸ばす」「力んでから脱力」ですね。これらは、今すぐにでも試せる簡単なものばかりです。ぜひ、今すぐ実践して、「疲れた…」と言わずにすむ習慣を身につけましょう。

 そうして、疲れない体を手に入れたなら、「疲れたから…」を言い訳にやってこなかったことにも挑戦してみましょう。そうすれば、疲れない体だけでなく、素晴らしい未来まで手に入るかもしれませんよ。

 関連記事

才能は遺伝で決まる!?「報われる努力」と「報われない努力」の違い

「努力が報われると思う人はダメですね」  これは明石家さんまさんの言葉です。少し補足をすると、見返りを期待して、楽しくもないのに苦痛を伴う努力を重ね、恨みをため込むくらいなら、やめた方がいい――そう考えられているようです …

「家賃と同じだから」ではダメ/失敗しないマイホームの選び方

 「家が欲しい」と思っても、何から手をつけていいのかわからない。家を買ったら将来が不安定になってしまいそう。そんなふうに思っていませんか。  私はそう思っていました。家賃と同じくらいの返済額にすれば「家を買っても大丈夫」 …

「片付けられない人」にオススメの3つの習慣

 どれだけ忙しくても、きちんとしている人いますよね。  普段からキリッとした服装をして、行動もテキパキ。家の中もキレイに片付いていてスタイリッシュ。そんな人になりたいと思いませんか?  「無意識の美意識」さえ押さえてしま …

「できない人」が「できる人」との差を簡単に縮める方法

 「できる人」と「できない人」の差は、実はそれほど大きくない。できる人とは、「誰にもマネできないような大きな仕事を成し遂げられる人」のことではなく、「多くの人が意外とできていない基本をきっちりとしている人」のことだからだ …

よくわからない体調不良は「首こり」が原因!?

 原因がよくわからない体調不良に悩まされていませんか。  私は悩まされていました。頭がぼんやりしたり、疲れやすかったり、お昼を過ぎると急激に眠たくなったり。  実はこのような体調不良は「首こり」に原因があるそうです。もっ …

自律神経を整えれば運が良くなる/流れを変える悩み方

 「最近調子が良くないなぁ。体の具合もよくないし、仕事も不調続き。ほんと何をやってもうまくいかない」――こうした「悪い流れ」にハマっているときは、自律神経のバランスが乱れているといいます。  では、自律神経のバランスはど …

仕事も趣味も楽しむ!?50歳からの人生を幸せに生きるためのチェックリスト

 100歳まで生きられる時代になりました。  ベストセラー『LIFE SHIFT』によると、今20歳の人は100歳以上、40歳の人は95歳以上、60歳の人は90歳以上まで生きられるそうです。  つまり、60歳から65歳で …

毎日の腕立て伏せ1回が習慣を変える!?新しい習慣の身につけ方

 新しい目標を立てても、すぐに挫折していませんか。  そんなとき、根性がない、努力が足りない、精神力が弱すぎる…などなど、自分を責めてしまいがちですが、やり方が間違っているだけだとしたら。  今回は、本『小さな習慣』を参 …

失敗しないマンションの選び方

 家が欲しくなることありませんか?  私はときどき無性に欲しくなることがあります。どれだけお金を支払っても自分のものにはならない借家に住んでいるからでしょうか。ふとした瞬間に虚しさを覚えるんですよね。  とはいえ、「家」 …

「幸せな人」は知っていて「不幸な人」が知らないこと

 「幸せになりたい!」と願っても、なかなか幸せにはなれませんよね。そんなとき、 ・お金持ちになりたい ・いい仕事をして成果を上げたい ・友人や家族に恵まれたい  など、今すぐ実現したいことが山ほど浮かんできます。一方で、 …