三上延『ビブリア古書堂の事件手帖8』感想/子供に読書をさせたいのなら親から読書を始めよう

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 本を読んでいますか?

 私は本が好きでよく読んでいますが、三上延さんの小説『ビブリア古書堂の事件手帖8』を読んで、子供のためにも今すぐ読書がしたくなりました。

 本が好きな両親の子供は、やっぱり本が好きになりやすいんでしょうね。




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 大輔と栞子さんの娘が登場

 では、あらすじから。

 物語は前作から7年の月日が経ったビブリア古書堂。

 大輔と栞子さんは結婚して、扉子という6歳の娘が産まれていました。扉子は栞子さんと同じように読書が大好きで、本に関するさまざまなことに興味津々です。

 たとえば、父である大輔が栞子さんの母・智恵子の手伝いをして海外に出かけているときに、自分の大切にしている本を探して欲しいという電話をかけてきた時も、

 扉子はすぐに気づき、栞子さんに何のご本を探しているのと聞いてきました。

 しかし、大輔は扉子にその本を読ませたくないので、電話をかけてきたのです。

 そこで栞子さんは…。

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 本にまつわる物語を語って聞かせる

 扉子に本にまつわる物語を語って聞かせ、他に注意を向けさせようとします。

 たとえば、坂口昌志としのぶ夫婦の物語もそのひとつ。坂口昌志の親戚である平尾由紀子は、30年ぶりに彼に会いに行くことになりましたが、気が進みませんでした。

 昌志は、由紀子の父の弟でしたが、ある事件がきっかけで絶縁状態になっていたからです。

 ところが、父が病に倒れ、昌志から見舞いの品が届いたので、お返しに出産祝いをすることになったのです。

 その祝いと一緒に父は北原白秋の『からたちの花』を贈って欲しいと言います。

 そもそも、昌志と絶縁状態になったのは、小学四年生の由紀子が寝ている部屋に彼が入ってきたからでした。

 そのことを知った母が、性的な悪戯をしようとしたと疑い、絶縁状態になったのですが、北原白秋の『からたちの花』によって、その誤解が解けるんですよね。

 その理由は…。

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 子供に読書をさせたいのなら親から読書を始めよう

 この続きは実際に本書を読んでもらうとして、三上延さんの小説『ビブリア古書堂の事件手帖8』は、扉子の姿を通して、子供に読書をさせたいのなら親から読書を始めようと思える物語です。

 それだけでなく、古書にまつわるミステリーとしても、栞子さんたちが大輔の本を扉子に見せたくなかった理由に微笑ましい気持ちになれる物語としても楽しめるので、

 気になった方は、ぜひ実際に読んでみてください。

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