webstation plus

(※『ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~』表紙より)


 読書していますか?

 『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズ8冊目は栞子さんと大輔が結婚した後の世界が描かれている番外編。

 これまで登場してきた人物のその後が描かれているのでシリーズ好きにはたまらない作品になっています。

 というわけで、今回は『ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~』のあらすじと本書に登場した本の数々を紹介したいと思います。

 『ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~』ってどんな小説?

 『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズ第八弾の本書は、栞子さんと大輔が結婚した後の世界が描かれています。

 すでに栞子さんとそっくりの娘・扉子が生まれており、栞子さんが扉子に本にまつわる話を聞かせるという形式で物語が進んでいきます。

 これまでのシリーズに登場した人物――坂口昌志・しのぶ夫妻や志田さん、吉原喜一たちのその後が描かれているのでシリーズファンにはたまらないんですよね。

 読めば読むほど古書に興味が湧いてくる物語です。

 『ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~』に登場した本のご紹介

 本書に登場した本の数々を紹介していきます。

渡辺 誠『昭和天皇のお食事』

北原 白秋『からたちの花―北原白秋童謡集』

谷川 俊太郎『もこもこもこ』

平山 和子『くだもの』

久生 十蘭『定本久生十蘭全集』

ロジェ カイヨワ『遊びと人間』

伏見 つかさ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』

宮崎 駿『泥まみれの虎―宮崎駿の妄想ノート』

佐々木 丸美『雪の断章』

内田 百けん『王様の背中』

森田 たま『もめん随筆』

 最後に

 今回は『ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~』を紹介してきました。

 本書で番外編も含めて出版されている『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズは終わりです。今後もこのシリーズが続いていくことを願いつつ、これまで本書で紹介されてきた古書をゆっくりと読んでいきたいと思います。

 気になった方は、ぜひ読んでみてください。

 関連記事

『子育てはもう卒業します』は自分らしく生きようと思える小説

(※『子育てはもう卒業します』表紙より)  垣谷美雨さんの小説『子育てはもう卒業します』。  3人の女性の青春時代から中年になるまでの人生を描いた小説です。読めば「子ども優先で生きるのはやめ、自分らしく生きよう」と思うこ …

『のぼうの城』はリーダーシップとは何かを教えてくれる小説

(※『のぼうの城 上』表紙より)  和田竜さんの小説『のぼうの城』。  約二万の大軍を率いる石田三成と五百の軍勢を率いる成田長親(なりた ながちか)の戦を描いた物語です。読めば「リーダーシップとはこういうことだったのか! …

死ぬのと仕事辞めるのと難しいのはどっち?

(※『ちょっと今から仕事やめてくる』表紙より)  仕事頑張っていますか?  私も出来るだけ頑張っていますが、頑張りすぎて追い詰められ、自殺をする人が後を絶ちません。  もちろん、自殺をするまで頑張る必要はありません。逃げ …

犯人は鉄壁!?東野圭吾『聖女の救済』は聖女が隠し持つ決意に驚愕する小説

(※『聖女の救済』表紙より)  東野圭吾さんの小説『聖女の救済』。  子どもができないという理由で離婚を告げられた女性が完全犯罪を成し遂げようとする物語です。読めば聖女の胸に秘められた決意に驚愕すること間違いなし!?   …

仕事に人生をかけてる?塩田武士『騙し絵の牙』は大泉洋をあてがきした小説

(※『騙し絵の牙』表紙より)  仕事に人生をかけてますか?  私はかけていません。仕事の悩みは星の数ほどありますが、どれも「叱られたくない!」というネガティブな感情からスタートしています。  「成し遂げたいことがある」な …

読書が好きじゃなくても本が読みたくなる小説ーpart5

(※『ビブリア古書堂の事件手帖 (5) ~栞子さんと繋がりの時』表紙より)  読書していますか?  『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズも今回で5冊目。栞子さんと大輔の関係にも進展があり、ますます目が離せなくなっています …

殺人にも意味を求めるのが人間らしさ/伊坂幸太郎『死神の精度』感想

 「生きている理由なんてもとからないんだ」と決めつけている死神と、生きる意味を追い求める人間たち。その対比を通して人間らしさとは何かを描いた小説が伊坂幸太郎さんの『死神の精度』です。  人はどんなことにでも意味を求めます …

人の話を鵜呑みにするな/伊坂幸太郎『夜の国のクーパー』感想

 戦争に敗れたとある国の物語。それが伊坂幸太郎さんの小説『夜の国のクーパー』です。  相変わらず謎の生物や個性的なキャラクターが登場しますが、視野を広く持たないと簡単に人に騙されることがわかる物語なんですよね。何度も驚か …

なぜ、バレエの世界は嫉妬と愛憎が渦巻くのか?秋吉理香子『ジゼル』感想

(※『ジゼル』表紙より)  秋吉理香子さんの小説『ジゼル』。  創立15周年を迎えた東京グランド・バレエ団が、これまで封印してきた「ジゼル」の公演を決定したことで、次々と悲劇が起こる物語です。  東野圭吾さんの小説『眠り …

東野圭吾『予知夢』は科学談義が面白いミステリー小説

(※『予知夢』表紙より)  東野圭吾さんの小説『予知夢』。  警視庁捜査一課の草薙俊平が、帝都大学理工学部の准教授・湯川学とともに科学的な視点で事件を解決していくミステリー小説です。前回紹介した『探偵ガリレオ』の続編。今 …