
(※『ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~』表紙より)
読書していますか?
『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズもとうとう6巻目。栞子さんに怪我を負わせた犯人が再び登場するなど、いよいよ物語もクライマックスに近づいてきました。
これまで登場してきた人物の意外な繋がりが明らかになったりと、いろいろ驚かされる物語です。もう最後まで一気読みするしかありませんね。
というわけで、今回は『ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~』のあらすじと本書に登場した本の数々を紹介します。
『ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~』ってどんな小説?
『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズ第六弾の本書は、栞子さんに怪我を負わせた犯人が保釈され、彼の祖父が残した太宰治の『晩年』を探して欲しいと依頼してくるところから物語が始まります。
栞子さんと大輔は、持ち主に危害が及ばぬように依頼を受けますが、五十年以上前のこととあって、なかなか手がかりが見つかりませんでした。
それでも調査を続けていると、これまで知り合った多くの人たちが栞子さんと大輔と深く関わりがあることがわかってきます。謎多き栞子さんの母・智恵子の素性も明らかに――。
クライマックスまで一気読みしたくなる物語です。
『ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~』に登場した本のご紹介
本書に登場した本の数々を紹介していきます。
チャールズ ディケンズ 『リトル・ドリット〈2〉』
太宰 治『走れメロス』
太宰 治『道化の華』
太宰 治『人間失格』
太宰 治『斜陽』
太宰 治『お伽草紙』
太宰 治『女生徒』
太宰 治『右大臣実朝』
檀 一雄『小説 太宰』
キケロー『義務について』
太宰 治『皮膚と心』
太宰 治『狂言の神』
太宰 治『道化の華』
太宰 治『東京八景』
太宰 治『十五年間』
太宰 治『断崖の錯覚』
赤瀬川 原平『東京ミキサー計画』
最後に
今回は『ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~』を紹介してきました。
いよいよ次の巻で『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズもラスト。何だか寂しい気持ちになりますが、最後まで一気読みしたいと思います。気になった方は、ぜひ読んでみてください。