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(※『オール・ユー・ニード・イズ・キル』表紙より)


 以前、漫画版で『All You Need Is Kill』を読んだので、映画版はいいかなぁと思っていたのですが、Amazonプライムにあったので観てみることに。

 結果、漫画版よりも面白かったです。ストーリー構成が大幅に変わっていて、リアルな内容にのめり込みました。

 そこで今回はトム・クルーズ主演の映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のおすすめポイントを紹介します。

 『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のおすすめポイント

1. リアルな演出に戦争の怖ろしさが伝わってくる

 物語の舞台は「ギタイ」と呼ばれる異星人に攻撃されている地球。

 主人公のケイジ少佐(トム・クルーズ)は、将軍から戦地に行くよう命じられますが、実戦経験がなく、どうしても行きたくなかったので将軍を脅しました。しかし、すぐに捕らえられて二等兵として戦地に送られることに。

 そこで描かれている世界がとてもリアルで惹き込まれるんですよね。

 たとえば、戦地に着いたケイジは次の日に出撃を命じられますが、武器の安全装置を解除することさえできません。まったく何もできずに逃げ惑うケイジの周りでは次々と味方が殺されていきます。

 そんな戦闘シーンを見ていると、まるで自分が戦地に送り込まれたかのように感じ、ゾクッとします。

 しかし、ケイジは私とは違い、最後に勇気を振り絞って自爆用の地雷を使ってギタイと相打ちになりました。

 これがきっかけでケイジは死んでも前日にループするようになるのですが、ループなんていう特殊能力がなければ、人間なんてあっという間に死んでしまうんだなぁ…ということがわかります。

 物語の設定はSFらしくありえない状況が描かれていますが、リアルな演出にまるで自分がそこにいるかのような感覚が味わえます。

2. 漫画版と異なるストーリー展開に惹きつけられる

 たとえば、ケイジが戦争に参加する動機が異なっています。漫画版では自ら志願して戦争に参加したケイジですが、映画版では上官に盾突き、強制的に戦地に送り込まれました。

 まったく闘いたくないのに強制的に戦地に送り込まれた主人公。私が戦地に行けと命じられても、同じ思いになるので共感しやすくなっているんですよね。

 また、ループそのものも漫画版と比べて現実的です。漫画版では敵と戦闘することで強くなっていきますが、映画版ではそもそも訓練にさえついていけません。

 本当にちょっとしたことで死んでしまうので、ゲームの主人公のようにひたすら強くなっていく漫画版と比べるとリアルな世界が描かれています。

 もちろんもう一人の主人公・リタもそうです。漫画版では無敵を誇るリタですが、映画版では簡単に死んでしまいます。そこにリアルを感じるんですよね。

 漫画版も面白いのですが、映画版ではよりリアルな内容が楽しめます。

3. ラストは考えさせられる終わり方

 物語の中盤でケイジがループする理由が明かされ、ラストで衝撃の出来事が起こるのですが、その理由を正しく考察しなければ物語の意味がまったくわかりません。「一体何だったの?」と思うほどに。

 しかし、時間をかけて考えれば、ストーリーがよく練られていることがわかり、面白さが倍増します。

 『エヴァンゲリオン』ほどではありませんが、映画が終わった後もあれこれ考える楽しみが味わえる物語です。

 最後に

 トムクルーズ主演の映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』。漫画版を読まれた方にも、未読の方にもオススメの映画です。

 気になった方は、ぜひ観てください。

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