仕事でもプライベートでも趣味でも、圧倒的な量をこなしていますか?
私はどうしても、ある一定量をこなすと満足して行動するのをやめてしまいますが、
それではいつまで経っても成長できないんですよね。
漫画『All You Need Is Kill』を読んで、それがよくわかりました。
おすすめ度:
こんな人におすすめ
- タイムループに巻き込まれた主人公の物語に興味がある人
- 量をこなすことが成長への近道だという理由が知りたい人
- 胸が熱くなる物語が好きな人
- 完結した漫画を読みたい人
あらすじ:異星人と戦う主人公の物語
ここからは漫画『All You Need Is Kill』の1巻から2巻(完結)のあらすじと感想を紹介していきます。
物語の舞台はギタイという異星人が攻め込んできた地球。
主人公のキリヤ・ケイジは、ジャパンでギタイを迎え撃つために統合防衛軍に入りました。
ところが、キリヤは初出撃にも関わらず、これから起こる出来事も、自分の身に何が起こるのかもすべて知っていました。
なぜなら…。
彼はタイムループに巻き込まれていたからです。
死ぬと出撃前日のある時刻に遡ってワープしていたのです。
なぜ、タイムループに巻き込まれたのかはわかりませんが、キリヤは殺されても何度もギタイに立ち向かうことになりました。
たとえ戦場から逃げ出しても、防衛軍がギタイに負けてしまうので、結果として殺されてしまうからです。
そこでキリヤは自分が強くなるしかないことを悟り、ある行動に出ます。
その行動とは…。
もう一人の主人公がループから抜け出す糸口に!?
この物語のもう一人の主人公「戦場の牝犬」と呼ばれるリタ・ヴラタスキが使っている武器・バトルアックスを使えるようになることでした。
キリヤは繰り返し戦場に出ることで、この巨大な武器を使いこなせるようになり、ギタイとも互角以上に戦えるようになります。
すると、リタから、
「お前は何周目だ?」
と声をかけられました。実は、リタもタイムループに巻き込まれていたことがあったのです。
今では彼女は英雄扱いされていましたが、はじめはごく普通の少女でした。
リタもキリヤと同じように何度もギタイに殺され、それでも戦場に出て、戦いを繰り返してきた結果、強くなったんですよね。
つまり、この漫画は圧倒的な量をこなすことが成長への近道だと教えてくれる物語なのです。
圧倒的な量をこなすことが成長への近道
さて、物語としては、キリヤが自分と同じようにタイムループに巻きこまれていることを知ったリタが、彼との距離を縮めていきます。
そして、彼らは恋に落ちますが…。
なぜかギタイを殲滅してもタイムループから抜け出せません。
リタはそうすることでタイムループから抜け出せたのにです。
そのことを知ったリタはある行動に出ます。
キリヤはリタの行動に戸惑いましたが、彼女を止めることができませんでした。
そして二人は…。
この続きは実際に読んでもらうとして、漫画『All You Need Is Kill』は、圧倒的な量をこなすことが成長への近道だと教えてくれる物語です。
2巻で完結する短い物語ですが、いろいろ考えさせられる物語でもあるので、気になった方はぜひ読んでみてください。
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