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(※『All You Need Is Kill 1』より)


 同じ仕事をしていても「成長できる人」と「成長できない人」がいますよね。

 似たような仕事を何度も繰り返している人と、新しい仕事に次々と挑戦している人。この差は一体どこにあるのでしょうか。

 今回は漫画『All You Need Is Kill』を参考に、「成長できる人」と「成長できない人」の違いについて考えてみたいと思います。

 『All You Need Is Kill』ってどんな漫画?

 物語の舞台はギタイという異星人が攻め込んできた地球。主人公のキリヤ・ケイジは、ジャパンでギタイを迎え撃つために統合防衛軍に入りました。

 初出撃は明日の朝。しかし、キリヤはこれから起きる出来事も自分が明日の戦闘で死ぬことも知っていました。なぜなら、彼はすでに経験していたからです。キリヤは死ぬとなぜか出撃の前日にループしていたのです。

 そんなキリヤの前に圧倒的な強さを誇る少女が現れます。彼女の名前はリタ・ヴラタスキ。リタはキリヤに接近してきます。なぜなら――。

 2巻で完結する短い物語ですが、色々考えさせられる漫画です。

 「成長できる人」と「できない人」の違い

1. 仕事のスピードが違う

 成長できるかどうかは、どれだけ多くの経験を積んでいるかで決まります。

 たとえば、じっくりと時間をかけて仕事をする人がいますよね。失敗したくないという思いがあるからでしょうが、これでは同じ時間で積める経験は少なくなってしまいます。

 では、スピード重視で仕事をすればどうでしょうか。失敗する確率は高くなるかもしれませんが、同じ時間でより多くの経験が積めます。

 本作の主人公・キリヤは、物理的に時間をループすることで多くの経験を積み、誰よりも強い軍人へと成長していきました。しかし、現実にはループすることなんてありえませんよね。

 だからこそ、自分でループしたのと同じ効果を出すのです。具体的には、とにかく早く仕上げること。失敗しても、それを補って余りあるスピードで仕事を終わらすのです。

 そうすれば、今までの自分よりも早く成長できるはずです。

2. 死ぬ気で頑張る

 成長する人は死ぬくらいの気持ちで努力をしています。驚くような努力をしているからこそ成長できるのです。

 キリヤは実際に死を味わうことで必死になって努力をしました。こんなにツライ想いを何度もしたくないと思っていたからです。

 もちろん、現実には何度も死ねません。また、たとえ死ぬほどツライ思いをしても、何日かすぎると普段の生活に逆戻りしがちです。

 しかし、それでは成長できませんよね。だからこそ、必死になって今を生きる。できることを全部やってみる。そんな想いがあるかどうかで成長できるかどうかが決まります。

 これから何回もチャンスが訪れるつもりで過ごしていませんか?

3. 絶対に成し遂げたいという強い想いを持つ

 とはいえ、人間は弱い生き物。どれだけやろうと思っていても、壁にぶつかるとすぐに挫折します。

 そこで大切になるのが「絶対に達成したい」という強い想いをもつこと。キリヤはリタと出会うことで、その想いを強めていきました。

 恋愛でも、友情でも、自己実現でもなんでもかまいません。とにかく、何があってもやり遂げたいと思える何かを見つけること。それが長期的に成長できるかどうかを分けます。

 『All You Need Is Kill』は短い物語ですが、キリヤの頑張りに触発されること間違いなしの漫画です。

 最後に

 今回は漫画『All You Need Is Kill』を参考に、成長できる人とできない人の違いについて考えてきました。

 成長するためには、仕事のスピードをはやめ、できることすべてをやりきり、何があっても負けない強い心を持つこと。

 もし仕事で成長したいのなら、漫画『All You Need Is Kill』を読んでみてはどうでしょうか。

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